初めてカウンセリングを受ける方へ    ~カウンセリングの基礎知識~

カウンセリングを初めて受ける方のために、カウンセリングとはどのようなものか、説明させていただきます。カウンセリングにもいろいろなやり方がありますが、こころの案内人で行っているやり方について説明いたします。

カウンセリングとは

カウンセリングとは、一般的に次のようなことです。

【誰に】さまざまな悩みや問題、あるいは不安を持つ相談者に

【誰が】専門的な知識を持つカウンセラーが

【何をする】専門的な理論と方法に基づいて援助・支援を行う

 

  • 援助行為を行う人をカウンセラーと呼んでいます。
  • ここで言う専門的な理論と方法ですが、こころの案内人のカウンセラーは、主に「来談者中心療法」と「認知療法」という方法を使ってカウンセリングを行っています。この2つの療法については、下記をご参照ください。
  • 援助行為とは、療法を中心とした心理学的な援助のことです。
    (傾聴も援助行為のひとつです。)

※カウンセリングとはどういうものかという点については、ブログ記事でより分かりやすく解説しておりますので、ぜひ、そちらをお読みください。
 ⇒ ブログ記事『カウンセリングとは何だろう?』


来談者中心療法とは

【基本的な考え方】

来談者中心療法の基本的な考え方は、「人間には自己成長力がある」ということです。
人間は誰しも悩みや問題を解決する力(自己成長力)を持っており、その力の発揮を妨げる要因さえ取り除けば、人間は自然と悩みや問題を解決し成長していくという考え方です。

【カウンセラーはどのようなことをするのか】

来談者中心療法は、非指示的療法と呼ばれていました。来談者中心療法では、カウンセラーは相談者に対し指示を与えないのです。
例えば、「自分は上司が苦手で、上司の前だと何も言えなくなるんです。」という相談者に対し、「それはよくないことだから改めましょう。」というような評価する発言をしたり、「上司の良いところを挙げてみて下さい。」というような指示や助言を与えたりすることはしません。助言をする場合はありますが、最小限に留めます。

カウンセラーは傾聴等さまざまな技法を使いながら、相談者が自分の内面に向き合い、内面にある自分に気づくよう援助していきます。すると、相談者は今まで気づくことななかった自分自身の悩みや問題点の原因に気づくことができ、自ら解決策を模索するようになるのです。この段階になると、相談者は自分の状態や置かれている状況が把握でき、どのようになりたいのか、どうすればよいのか、という目標を設定できるようになります。ここでは、相談者とカウンセラーが話し合って目標達成のためにやることの優先順位をつけていきます。そして、カウンセラーは相談者が目標を達成するまで寄り添っていきます。
 

【こころの案内人では】

こころの案内人では、来談者中心療法をベースにしたカウンセリングを行っています。基本的に助言や指示は致しませんが、必要な情報は差し上げたり相談者とともに考えたりするなど、柔軟に対応しております。ご相談内容によっては、認知療法を取り入れる場合もあります。

キャリアについてのご相談の場合も、来談者中心療法の考え方を基本としてご相談に臨んでいます。その上で、ご相談者がキャリアプランニングや能力開発できるようご相談に応じ、助言を差し上げています。

 


認知療法とは

【認知とは】

「認知」とは、「ものの捉え方・受け取り方・考え方」のことです。
私たちは、現実の出来事を客観的に見ているようで、実は自分なりの思い込みで見ていることが多くあるのです。その思い込みは自動で起きるため、自分では思い込みとは感じていません。

 

よくある例えですが、ひとつ例を出します。
出社したAさんが、先に出社してパソコンに向かっているBさんに「おはよう」と挨拶しました。ところが、Bさんは挨拶を返してくれません。Aさんは「あれっ?挨拶してくれないんだ」と思いました。その後も、Aさんの頭の中ではBさんに無視されたことが渦巻き、「きっと、Bさんに嫌われているんだ」「そういえば、私と話をするとき不機嫌だな」などと、いろいろなことを考えてしまい、気分が落ち込んでしまいました。

この場合、「きっと嫌われている」「話をするとき不機嫌」というAさんの考えこそが”思い込み”です。Bさんは、仕事に集中していてAさんの挨拶に気が付かなかっただけかもしれないのです。Aさんは、この自分の思い込みにより自分自身の気分を落ち込ませているのです。

このように、ものの捉え方(認知)は人それぞれであり、それぞれに傾向があるのです。

【認知行動療法とは】

上の例で挙げたAさんの場合、自分の認知により気分が落ち込み苦しんでいます。苦しみのような感情は、認知により変わってきます。Aさんが、「Bさんは忙しいんだな。」と捉えれば落ち込むことはないわけです。忙しいからそっとしておこうという行動をするでしょう。

しかし、どうしてもものごとを悪いように捉えがちな人もいます。そういう人は、悪いように捉えることで悩んだり苦しんだりします。【否定的な捉え方】⇒【否定的な行動】⇒【否定的な感情】⇒【否定的な身体反応】といった悪循環を生んでしまうのです。しかし、ものごとを悪いように捉えるという自分の認知を変えていけば、この悪循環を断ち切り悩んだり苦しんだりしなくてすむ可能性が高まります。

このように、認知を変えたり、自分の認知の傾向に気づいたりするようにカウンセラーが相談者に対し働きかけ、援助するのが認知療法です。

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