こころの案内人のブログ

Original

1年の振り返り方のいろいろ

 2017年も残りあとわずか。今年1年の振り返りをしている方も多いのではないでしょうか。1年の振り返り方に正しい正しくないもないのですが、せっかくならば気持ちよく今年を終えたいもの。そこで、今回は振り返り方のヒントについて幾つかご紹介いたします。

1年の振り返り方いろいろ

1.ざっくり振り返るのもアリです


 「今年もいい年だった!」「今年もよく頑張った!はい、振り返り終わり!」過去にはとらわれず、ざっくり1年を振り返る方もいらっしゃるでしょう。これはこれでアリだと思います。ネガティブな事をいろいろと思い悩むより、よほど良いからです。
 こんな感じで振り返りを終えた方は、これで終わりにせず、ぜひ来年に目を向けてみましょう。「鬼が笑う」などと言わずに、ポジティブさを生かして来年の目標を考えてみることをお勧めします。
  

2.できたこと、良かったことをピックアップしよう


 
 1年を振り変えようとすると「これができなかった、あれは中途半端だった」「こんな失敗をした、嫌な思いをした」など、ついついマイナスなことやネガティブなことを思い浮かべがちです。あまり思い出したくないような嫌な出来事にもしっかり思い出し向かい合おうとする姿勢は素晴らしいです。まじめな方ほどそのようになる傾向がありますが、それだけではしんどくはないですか? 

 そのような場合は、少し見方を変えてみてはいかがでしょうか。「良かったこと」にも目を向けてみるのです。ほんの小さなことでも構いません。「なかなか浮かばないなあ」という方は、新聞などに掲載される「今年の重大(10大)ニュース」をまねて「自分の今年の重大ニュース」を選んでみてはいかがでしょうか。筆者も数年前から試しているのですが、不思議と嫌な出来事ではなく良い出来事を選ぼうとするのです。また、たとえ「中途半端で終わったこと」「失敗したこと」であっても、その中に「これは良かったかもしれないなあ」「これはちょっと成長したかも」ということはありませんか。それらは、あなたにとって素晴らしい「リソース」となる場合があります。ぜひ、試してみてください。

3.今年もできなかった・・を繰り返してしまう場合

 
 
 「今年もとうとうできなかった・・・」「やろうやろうとは思うんだけどついつい後回しに・・・」あなたも、こんな風に同じことを繰り返してはいませんか? 毎年やろうとは思うものの実現できないことがある場合、そのことを悔やむ前にちょっと考えてみていただきたいことがあります。何を考えるかというと「そのことは、あなたにとって本当にやりたいことなのかどうか」ということです。「必要かどうか」と考えてみても良いと思います。まず、本当にやりたいこと(必要なこと)とそうではないことを分類してみましょう。そうしないと、来年の今頃も同じ思いをする可能性が高いからです。

 「こだわってはきたものの、もしかするとそんなにやりたくはなかったかも・・・」「少なくとも優先順位は高くないな」と思うものについては、思い切って「来年のやることリスト」からは外してみましょう。あくまで「来年」あるいは「当面」なので、やりたくなったらまた目標に挙げればよいのです。これだけでもストレスは軽減されるのではないでしょうか。

 では「本当にやりたいことなのに実行できない」という場合はどうすれば良いのでしょうか?やりたいのに行動に移せないのは、行動に移していない今の状態があなたにとって「居心地の良い状態」であると考えられます。誰でも居心地の良い所に留まりたいですよね。ここから抜け出すのは、なかなか大変なことです。そこで、「居心地の良い状態」から一気に抜け出そうとするのではなく、一歩だけ足を踏み出してみましょう。些細なことでも構いません。それでも、今までよりは居心地がよくないはずですから、その状態に慣れるのに時間がかかるかもしれません。ここは、我慢のしどころ。こうやって、少しずつ「居心地の良い状態」から抜け出していくと、実はあなたがいる新しい場所が「あらたな居心地の良い状態」に変化していきます。

 ここで提案ですが、手始めに、年内に何か手をつけてみて一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。年内はあとわずかですから、繰り返しますがほんの一歩で良いのです。今年を気持ちよく終え、新たな気持ちで新年を迎えるために「小さな一歩」「小さな行動」を起こしてみてください。
 
 

【関連ページ】

こころの案内人
・カウンセラープロフィール

井上伸郎

井上伸郎

カウンセリングルーム「こころの案内人」の代表。セクシュアリティに関わらず様々な方々の「悩みの解決」や「目標の達成」を、解決志向型カウンセリングによってお手伝いしています。

ご意見をお待ちしております

ブログ記事へのご意見・ご質問をお待ちしております。