こころの案内人のブログ

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「何かやる気が出ない・・・」そんな時の対処法

 「なかなか調子が出ないんだよなあ・・」などと、やる気が起きない時はありませんか? 週明けなどは特にそうかもしれませんね。やる気が出ないからといって仕事に遅れをが生じさせると、後々しわ寄せが来たり他のメンバーに迷惑をかけることになりかねません。これといってやる気が出ない原因が思い当たらない時に、ちょっとした行動で気持ちを切り替えやる気を出すことが可能です。その行動をお伝えいたしますので、ぜひ試してみてください。

 

まず始めることが、やる気のスイッチ

 

「やる気が出るまで、のんびり行くかあ。」この考え方は、体調不良がやる気の出ない原因ならば有効ですが、これといって原因が思い当たらない場合にはあまりお勧めできません。それは、やる気がでないのは、まだ”始めていない”からなのです。

1.少しだけ「意志」は必要

 

 

 「仕事をやらなきゃ。早く終わらせなくては。」という気持ちだけでは、必ずしも行動は生じません。やはり、そこには「意志」が必要なのです。「なんだ、やっぱり意志の問題なのか。」とがっかりしないでください。少しだけ意志を働かせて行動を始めれば、あとは自動的に行動が継続するのです。例えば、出社後の自分の行動を思い出してみてください。席に着くと、まずパソコンの電源をオン。出社途中で購入したコーヒーを飲みながらメールをチェック。そして、今日の予定を確認する・・・。このような行動は、いちいち考えなくても自動的に行われています。習慣化されている行動は、始めてしまえば自動的に継続するのです。

 さらに、とりあえず始めてみると、なぜか調子が出てきて物事に集中できるようになってくるのです。「掃除するの面倒だなあ・・・。」と思いつつ、とりあえず始めてみたら思いのほか集中できて掃除が楽しくなり、予定外の範囲まで掃除してしまった、などという経験はありませんか。これは「作業興奮」と呼ばれる現象で、行動による刺激がやる気を起こさせると考えられています。やる気が出ていないのは行動していないから。無理やりにでも意志を働かせて行動を起こすことが大切なのです。

 

2.「できそう!」と予感がするものから

 とりあえず始めることでやる気は誘発されますが、始めるには意志の力が必要だということは前述のとおりです。その意志の力を少しでも小さいもので済ますために、取りかかる仕事の選び方に気をつけましょう。その選ぶ基準は「これならできそうだ」という予感がするものから始めるということです。
 仕事には納期がありますから、その納期を考慮し仕事を進めるのが普通です。しかし、とにかく気持ちのエンジンをかけるためには納期のことをいったん置いておき、”その時”の自分の予感を信じて仕事を選んでみてください。そして、やる気が出てきた段階で優先順位に沿った仕事に戻るようにしてみましょう。

 

やる気を継続させる工夫  

1.タスクを分解する 

 とりあえず始めることでやる気を誘発したら、今度はそのやる気を継続させていきましょう。それには「達成感」を利用します。学生時代、勉強のやる気が起きない時に計算や語句の練習などから始めた経験はありませんか? 計算や語句の練習は作業的な学習なので取りかかりやすいということもありますが、1問1問に要する時間が短く、解き終えたという達成感を得られやすい学習です。達成感はやる気を起こさせるエネルギーとなりますので、理にかなった学習法といえます。

 仕事の場合、可能であれば勉強と同じように作業的な仕事から始めるようにしてみましょう。担当する仕事の性質上それが難しい場合は、タスクを分割します。今日やるべき仕事を書き出したら、それをさらに細かい業務に分割します。(この作業にあまり時間をかけないこと。時間をかけるとここだけで疲れてしまいます。)終了するごとにチェックを入れていくことで、手ごたえを得られ達成感に結びつきやすくなります。これを終えたら休憩にしよう、いやもう一つ頑張れるかなと感じたら作業興奮が起こっているかもしれません。

 

2.マルチタスクは避ける

 

 一度に複数の仕事をこなすことが、できるビジネスマンのイメージかもしれません。しかし、いまひとつやる気が出ていな時には、マルチタスクは避けるようにしたいものです。ここまで挙げてきたやる気を出す方法は、すべて集中力を高める方法でもあります。マルチタスクはせっかく高めた集中力を低下させかねません。現実的には複数の仕事を並行させなければならないことが多いでしょうが、それはタスクを分割することで集中力を保ってから実行し、やる気と生産性を高めていくよう心がけましょう。 
 

睡眠と食事に気をつける

 睡眠不足が原因でやる気が出ないのであれば、これまで挙げた方法も有効とは言えないかもしれません。当たり前のことではありますが、睡眠を十分に取りしっかりとした食事で栄養補給するなど生活習慣を整えることは、やる気を出す基本といえます。どうしても睡魔に襲われるという場合は、昼休みに10分程度仮眠を取ると頭がすっきりします。また、散歩をするなどの軽い運動や日光を浴びることも有効です。

 

まとめ

 やる気が出ないのは、まだ始めていないから。少しだけ意思の力を強めて、やる気が出ない状況を打破しましょう。また、睡眠や食事といった生活習慣に留意することも忘れないでください。それでも調子が出ない、やる気が出ないという場合は身体の不調が原因とも考えられます。そのような場合は医師に相談することをお勧めいたします。

 

井上伸郎

井上伸郎

カウンセリングルーム「こころの案内人」の代表。セクシュアリティに関わらず様々な方々の「悩みの解決」や「目標の達成」を、解決志向型カウンセリングによってお手伝いしています。

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