お母さんも”お母さん”の影響を受けている

 毎月のように発刊される子育てに関する書籍。ベストセラーになるものもあるようです。試しにAmazonで「子育て」と検索すると、何と2万以上のヒット!。それだけ、親御さんの子育てに対する関心は高いと言えます。
 一方で、それらの書籍を読んでも、なかなかその通りに実行したり継続したりできないという経験はないでしょうか? その要因の一つは、お母さんお父さんの中にある「価値観」が邪魔をしているから。そして、その「価値観」は、ご自身の”お母さん”や”お父さん”の影響でつくられたものなのです。
 今回は、私たちの中にある「価値観」について考えてみました。

【目次】
1.自分の中にある「価値観・ルール・枠組み」
2.助ける価値観、生きづらくする価値観
3.お母さんも”お母さん”の価値観の影響を受けている

自分の中にある「価値観・ルール・枠組み」

 誰でも自分の中に「価値観・ルール・枠組み」を持っています。今回は、わかりやすくするため、価値観・ルール・枠組みを分けて説明します。

 まず、ルールです。信号機の赤は止まれ、青は進め。誰もが知っていることですが、いちいちそのことを考えたり思い出したりしなくても、私たちは信号機を見た瞬間に「何色かということを認識し判断」していますよね。これが、あなたの中にあるルールの例です。ポイントは「いちいち考えたり思い出したりしない」ということ。あなたの中にルールとして根ざしているのです。

 次に枠組みですが、歯磨きを思い出して下さい。個人差はあるでしょうが、洗面台に立つ→歯ブラシを取る→歯磨き粉を塗る・・・という流れになると思います。これもまたいちいち考えなくても、一連の流れで行動していますよね。これは、あなたの中に枠組みがあるからです。

 次に価値観。これも人それぞれで、ひとりがたくさんの価値観を持っています。「最後まで粘り強く行動する」「無理はしない、何事もほどほどに」「完璧な母親、父親でなければならない」「自分の意見ははっきりと言う」「あまり目立たないように」などなど、たくさんあります。
 価値観の例としてこれらを示しましたが、「自分なりのルール」「自分の枠組み」と呼んでも良いかもしれません。

助ける価値観、生きづらくする価値観

 信号や歯磨きの例のような「ルールや枠組み」があるおかげで、私たちはいちいち考えてなくてもスムーズに行動ができます。また、価値観においても自分にとってプラスに働くものもたくさんあるはずです。

 一方で、自分をいきづらくする価値観・ルール・枠組み持っている方も多いのではないでしょうか。「自分はダメな人間だ」「物事は完璧にこなさなければならない」「他人の目や評価が気になる」などが、それに該当するでしょう。何かの場面において、これらの生きづらくする価値観にスイッチが入ると、いつの間にか言動に影響を及ぼし、結果的に自分を苦しめることになるのです。

 例えば、仕事で何か失敗をした時に「自分はダメな人間だ」という価値観のスイッチが入ると、次は頑張ろうという前向きな気持ちにはなれずに、失敗を恐れてチャレンジしなくなったり他人に頼り過ぎてしまったりする場合があります。
 また、ご自身のお子さんがテストで90点を取ったとします。その答案を見た時に「物事は完璧にこなすべき」という価値観のスイッチが入ると、90点の努力を認めるよりも「あと10点取れなかった」という方に目が行き、お子さんを叱責する可能性があります。
 何れも本人は嫌な気持ちや苦しみを感じ、周囲の人も苦しめているのです。

お母さんも”お母さん”の価値観の影響を受けている

 それでは、このような「価値観・ルール・枠組み」は、どのように私たちの中に作られるのでしょうか?

 これらは、私たちが思春期の頃までに、身近にいる大人たちとの関わりの中で作られたものと言われています。「関わり」というのは、思春期までの子どもならだれでも持っている欲求が満たされない場合ということです。
 この欲求とは5つあります。
①愛されたい・理解されたい。
②色々な事が出来るようになりたい。
③自分の意志を大切にし、感情や思いを表現したい。
④自由に楽しく遊びたい。
⑤自律的な人間になりたい。

 これらの欲求が身近な大人によって大きく阻害されたり、大きくではないものの継続的に阻害された場合に、生きづらい価値観が形成されると言われています。
 身近にいる大人・・それは、多くの場合がお母さんですよね。そして、そのお母さんも”お母さん”、つまりお子さんから見ればおばあさんの影響を受けているのです。
 子育て本を読んでもうまくいかないのは、お母さんご自身の中に「生きづらい価値観」があるからかもしれません。また、その価値観は、お子さんに影響を与える(生きづらい価値観を作る)言動になっている可能性もあります。また、ご主人との関係にも影響しているかもしれません。

 「こころの案内人」では、「価値観・ルール・枠組み」が作られる背景や「生きづらい価値観」について学び、ご自身の「生きづらい価値観」について探っていくセミナーを開催しています。また、ご自身の「生きづらい価値観」を克服するためのカウンセリングも行っております。
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